カメムシって何のために存在してるのか?

岬町で初めて迎えた夏。
私は今、カメムシと戦っています。
室内にも平気で侵入してくるカメムシとの戦いに精神的に疲弊したのか、ある日ふと、こんな疑問が浮かびました。
「そもそもカメムシって、何のために存在してるんやろ?」
あの大きさからは想像できないほどの羽音で、突然ブーン!と空中を舞う。
勝手に入ってきて、勝手に電灯にぶつかり
カメムシ「なんやねん!!」
と腹を立てたのか、今度は不快なニオイを撒き散らす。
いや……
怒りたいのはこっちです。
しかも死んでしまった後でも、刺激を与えるとニオイが残ることがある。
なかなか最後まで油断できない相手です。
そこで気になって調べてみました。
カメムシの存在価値って?
カメムシの多くは、植物の汁などを吸って生きています。
そしてカメムシ自身も、鳥やクモ、トカゲなど、さまざまな生き物の食べ物になります。
さらにカメムシの仲間には、他の小さな虫を食べる種類もいて、農作物に被害を与える害虫を捕食してくれるものもいます。
つまり私たち人間からすると
「臭いし、家には入ってこないでほしい存在」
なのですが、自然界ではちゃんと役割を持って生きています。
もしカメムシのような虫たちがいなくなれば、それを食べている生き物にも影響が出ます。
ひとつの生き物がいなくなることで、その影響が食物網を通して他の生き物へ広がっていく可能性があります。
そう考えているうちに、ふと思いました。
本当に迷惑なのはカメムシなのか?
カメムシは人間にとって
見た目がちょっと気持ち悪い。
そして、とにかく臭い。
……まあ、かなり臭い。
でも、それだけなんですよね。
少なくともカメムシは、山を切り開いたり、海を汚したり、大気を汚したり、他の生き物の住む場所をどんどん減らしたりはしていません。
一方で私たち人間は、自然を自分たちにとって便利なように変えながら生活しています。
そして
「気持ち悪いから」
「邪魔だから」
という、人間側の都合で虫を殺すこともあります。
もちろん……
次に院内へ入ってきたカメムシを、私が優しく見守れるかどうかは別の話です。
おそらく普通に戦います(笑)
でも、少しだけ見方は変わりました。
人間から見れば迷惑なカメムシ。
でも地球から見たら
カメムシと人間、どちらが迷惑な存在なんでしょうね。
そんなことを考えさせられた
岬町で過ごした初めての夏の思い出でした。
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